資産運用

不動産投資と株式投資は何が違う?|投資家Aに聞く組み合わせ方

新潟大家の会 / 2026-06-05 / 会長が株式投資家に聞く

大家業をやっていると、「株もやったほうがいいの?」という疑問が一度は浮かびます。 今回は会長マッシュが、株式投資家で非常勤講師の投資家 A 氏に、 不動産投資と株式投資の違い、そして性質を活かした組み合わせ方を聞きました。 どちらが上か、ではなく「道具の使い分け」の話です。

マッシュ
マッシュ(会長)
投資家Aさん、今日はよろしくお願いします! 僕はずっと不動産一筋なんですが…そもそも不動産投資と株式投資って、何がいちばん違うんですか?
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
よろしくお願いします。ひと言でいうと「性質がぜんぜん違う道具」です。大きな違いは、①レバレッジ ②流動性(換金のしやすさ)③手間 ④値動きの4つあたり。優劣ではなく、向き・不向きが違うんですね。
マッシュ
マッシュ(会長)
レバレッジは不動産の十八番ですよね。そこは大きい?
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
はい。不動産は融資を使って自己資金以上の規模を動かせるのが強み。株式は基本的に自己資金の範囲で、信用取引もありますがリスクが大きく初心者向けではありません。一方で株は少額から始められて、売買は一瞬。不動産は売るのに時間も費用もかかる——この流動性の差は、いざという時に効いてきます。
マッシュ
マッシュ(会長)
手間や値動きはどうですか? 大家は管理の手間がありますけど。
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
そこも対照的です。不動産は運営・管理の手間がある代わりに、家賃というインカムが比較的読みやすい。株式は手間は少ないけれど、価格の上下が大きく日々動く。配当という形のインカムもありますが、値動きに精神を持っていかれやすい。「手をかけて安定」か「手はかけず変動を受け入れる」か、と整理すると分かりやすいです。
マッシュ
マッシュ(会長)
なるほど…。じゃあ率直に、大家は株もやったほうがいいんですか?
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
「やるべき」と一律には言えません。正解は人によって違うので。ただ、性質の違うものを持つと分散になります。不動産はレバレッジと安定インカム、株は流動性と手軽さ——お互いの弱点を補い合える面はある。たとえば「不動産は売りにくい」弱点を、すぐ動かせる株や現金で補う、という発想ですね。
マッシュ
マッシュ(会長)
組み合わせるとき、考え方のコツはありますか?
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
4つだけ。①目的とリスク許容度を先に決める(何年で・何のために)②生活防衛資金は別に確保してから投資に回す ③一度に全部動かさない・時間と種類を分ける ④自分が理解できるものだけ持つ。配分の“正解”は人それぞれで、ここはFPなど専門家に相談する価値があります。
マッシュ
マッシュ(会長)
大家が株を始めるとき、特に気をつけることは?
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
不動産の「自分でコントロールできる」感覚のまま株を見ないこと。株価は自分では動かせません。だから少額から・長期目線・狼狽売りしない。そして借金してまで株はやらない。不動産の融資とは別物として、無理のない範囲で。どちらも「退場しない」ことがいちばん大事です。
マッシュ
マッシュ(会長)
「退場しない」、刺さりますね。最後にひと言お願いします!
投資家 A 氏
投資家 A 氏(株式投資)
不動産と株は、どちらが上ではなく性質の違う道具。自分の目的と段階で、使い分けたり組み合わせたりするものです。迷ったら小さく始めて学ぶこと。会には両方に取り組む仲間もいるので、生の話を聞いてみてください。
不動産投資と株式投資は「優劣」ではなく「性質の違う道具」。 違い=①レバレッジ ②流動性 ③手間 ④値動き。 組み合わせのコツ=目的とリスク許容度を決める/生活防衛資金は別/一度に動かさない/理解できるものだけ。 配分の正解は人それぞれ。迷ったら小さく始め、必要に応じて専門家へ。

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本コラムは新潟大家の会の運営メンバー・非常勤講師の経験に基づく一般的な情報提供であり、特定の銘柄・金融商品・投資手法を推奨・勧誘するものではありません。 投資は元本割れの可能性があり、結果を保証するものではありません。実際の投資判断・資産配分は、ご自身の状況に即してファイナンシャルプランナー等の専門家にご相談のうえ、自己責任で行ってください。